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【残された風景 - 吉岡 健 絵画展 - 】
2022-05-19 (Thu) - 2022-05-22 (Sun)
【 残された風景 - 吉岡 健 絵画展 - 】
*日時 : 5/19(木)- 5/22(日)
10:30 - 18:00
(最終日のみ17:30まで)
【吉岡 健】
武蔵野美術大学造形学部油絵学科・筑波大学大学院芸術専攻を修了し、私立逗子開成中学校高等学校に芸術科教諭として勤務。
2020年退職。現在学校での映像教育の普及を目指して「映画技術講座」という講演活動を行っている。
【スクラッチ画とは】
普段私たちは絵を描く時に、白い紙に黒い線で描いていきます。
「スクラッチ画」は、それとは逆です。白色のボードの上に黒い塗料を塗り、その表面をニードル(針)で引っかくと白い線が浮かび上がります。
この白線を使って絵を描きます。
スクラッチ画の中で明るくしたい箇所は、白い線をクロスするように何度も重ねます。
線の密度が高ければ高いほど、明るい・白い面となります。
スクラッチ画は19世紀にイギリスで始まった技術です。木版画やエッチングなどの代用品として発達し、
1930年代から50年代にかけては新聞・雑誌の広告や戯画や挿絵として頻繁に使われました。
スクラッチ画を描く作家の方はいらっしゃいますが、スクラッチ画だけを自分の表現手段としている人はあまり見かけません。
そういう意味では、珍しい画材なのかもしれません。